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作りっぱなしで陳腐化したホームページを一新。コストと作業負担の両面を解消し、事業拡大に貢献する営業ツールへ! クライアント:電子部品製造業C社 従業員数:40名

背景

ビジネスシーンにおいて、インターネット上から情報を探し比較検討を行うことが当たり前となった今、言わば24時間営業活動をしてくれる自社サイトの活用は、効率的な営業手法の一環であり、見直すべき重要なツールといえます。

しかし見直すといっても、デザインなど表面的な変更だけでは不十分。大切なのは、達成したい条件に合わせたサイト設計、ターゲットに合わせた内容の掲載です。戦略的なサイト構築が、大きくビジネスの増収効果や優位性に影響してくるのです。

課題・問題

“とりあえず”で自社サイトを開設したものの・・・

電子部品の製造から販売までを行なっているC社は、中小企業ながら製品力と技術力に定評のある老舗の専門メーカー。地元密着型で堅実に業績を伸ばし、長年の取引先を多数抱える、業界では名の知れた存在でした。

そんな同社が、自社サイトを開設したのは今から5〜6年前。実は、インターネット普及期と呼ばれた2000年台前半でも、小規模企業、特に製造業の間では、ホームページ(以下、HP)が無い、もしくは開設していても簡単な会社概要のみに留まっている企業は多く存在していました。
そしてこの頃、周囲の同業会社が次々とHPを開設し始めたのを機に、同社でも「とりあえず名刺代わりに」と会社概要を中心とした5ページ程度のHPを開設。数万円で購入できるHP作成ソフトを使用し、会社紹介と商品を羅列しただけの簡単な構成でした。

スキルとリソース不足が生んだ、社内「更新」の限界

問題となったのは定期的な「更新作業」の必要性でした。いざ開設したのは良いものの、小規模な同社では当然Web専任者を雇えるわけもなく、管理や情報更新が不十分のまま数年が経過。デザインも情報も古くなってしまい、社内でも不評の声を聞くように。
新商品情報など都度更新していないので、実際のラインナップやカタログなど他の営業ツールとの間にズレが生じていました。同社でサイト管理を任されている総務課D氏は、当時のことを次のように語っています。

「業種柄、製品情報などは仕様・価格変更や新商品の追加が多く、お客様から『カタログとHPの内容が違う』などというクレームを頂くことも時々ありました。とはいえ、私の本来の業務は総務なので、Webに関するスキルがあるわけはなくリソースも不足の状態です。
自社内でリアルタイムに更新するのは無理がありました。一時期、外部委託をお願いしたものの、テキスト修正レベルでも作業コストがかかるため、運用コストも馬鹿にならず断念せざるを得ませんでした。」

いくら検索しても、表示されないHP

また、別の問題として検索エンジン最適化(以下、SEO)がありました。いくらHPを作成しても、人の目に触れないのでは開設している意味がありません。大多数のインターネットユーザは、情報を検索する際にキーワード検索を用いており、社名や製品名を直接入力して検索するユーザはごく少数です。
逆を言えば、自社の社名や製品名を知らないユーザに対して、広く企業ブランドをアピールできるのがWebの特性である以上、キーワード検索で上位に表示されることは非常に重要です。実際、同社でも社名で検索してくるユーザからのお問い合わせは月に1〜2件程度。SEO施策などは施していなかったため、キーワード検索で表示されるのはいつも10ページ目くらいと後ろの方でほとんど閲覧されていませんでした。

営業効果はほとんどない上に、作業の煩雑さやコスト負担が問題視されるHP。営業ツールとして活用するどころか、企業の信頼度を落とす逆効果なものになってしまっている、という苦しい現状でした。
「HP経由で問い合わせが増えた、売上アップにつながった、という話を聞いていましたが、一体どうすればそういうHPに出来るのかまったく分かりませんでした。」
何か良い方法は無いものか、D氏は頭を悩ませていました。

課題・問題のポイント

  • “とりあえず”で開設したHP、数年が経過し陳腐化

  • 更新作業の煩雑さと、更新不足による掲載情報のズレ

  • 外部委託で発生する運用コスト負担

  • キーワード検索で上位に表示されず閲覧されない

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