ホーム - 導入事例 - 膨らむ「災害・障害リスク」と「運用負荷」を皆無に!高いセキュリティ・信頼性・運用効率を実現した、IT基盤の最適解
膨らむ「災害・障害リスク」と「運用負荷」を皆無に!高いセキュリティ・信頼性・運用効率を実現した、IT基盤の最適解 クライアント:インターネットメディア事業B社 従業員数:100名
解決策
導入の効果・結果
ラック権限や多重ゲートなど、厳重なセキュリティ対策によりデータ漏えいリスクを排除
災害リスク度の少ない立地・堅牢な耐震構造と共に、万が一の災害に備えた停電対策により、障害リスクを最小化
24時間365日の徹底した有人監視と障害対応で、管理・運用負荷を軽減し安定稼動へ
高い拡張性により、新規事業への着手などサービス拡大の基盤を確保
B社は、ある堅牢なiDC(インターネットデータセンター)との出会いを通じて、セキュリティ・信頼性・運用管理のすべての面で要件を満たせることが判明。これまで、自社で運用・管理していた全サーバの移管を決断しました。
堅牢なiDCへのシステム移管で、災害リスクを皆無へ!
B社にとっての一番の課題は、災害やシステム障害における信頼性と可用性の確保でした。この点でポイントとなったのは、立地・停電対策・監視対策の3点。検討の結果、ビットアイル社の第4データセンターを利用すれば、すべての面において要望以上のパフォーマンスを発揮できることが分かりました。
立地
このiDCは、都心部のアクセス利便性の高い立地にありながら、「首都直下地震による東京都の被害想定」で10%以下、東京都の地域危険度測定調査でも総合評価AAAという地震リスクが少ない立地にあります。しかも、建物の地下部は支持層に接している直接基礎のため、建物自体も非常に堅牢で、災害リスクはほぼ皆無と言えました。
停電対策
電力供給は66000Vの本線・予備線の完全二重化、冗長構成のUPS、また万が一都市規模での大停電が襲っても、最低24時間連続稼動が可能な非常用発電装置などの対策がとられており、停電リスクも最小限に抑えることが可能でした。
24時間365日の監視・障害対策。万全の“信頼性”に加え、“運用負荷の削減”へ!
また、同社が特に注目したのが、有人監視や障害マネージドサービスでした。
監視対策
「ネットワーク技術の専門家が24時間365日態勢で有人監視を行ってくれるから安心です。しかも定期作業から、ハードウェアやOSレベルであれば何か障害が起きた際の緊急の復旧作業まで一貫して代行してくれます。運用管理を完全にお任せし、我々はアプリケーションレベルの障害のみに気を配るだけで良くなったので、人的リソースの少ない当社にとってはこれほどありがたいことはありません。月ごとの定額コストに含まれているので、自社運用と比較した際に人件費を大幅に削減できた点も大きな魅力でした。」(前出S氏)
セキュリティ面に関しても、ICカードを利用した各ラックの個人権限や、サーバに辿り着くまでに7段階のセキュリティゲートなど、一企業では到底不可能なレベルの対策がなされているため、データ漏えいの心配もなくなりました。
こうして、システム移管とデータセンターでの一元管理に無事成功した同社では、劇的な変化が訪れました。セキュリティや障害リスクが大幅に減少したのはもちろん、システムの管理・運用業務から開放された同社のシステム管理部門では、社内で以前から要望を受けていたECサイトの構築など、新事業の構想にも時間を使えるようになったといいます。
加えて、同データセンターは1ラックあたりの実効使用電力を6kVAとしており、サービス拡張に伴って増え続けるであろうサーバ台数の拡大にも対応が可能なため、コストを圧縮しながら拡張性をも確保することが可能でした。同社は今後の事業拡大に向け、大きな一歩を踏み出しています。