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ビジネス課題改善の糸口シリーズ:第1回 「環境経営」=エコへの取り組みの差が、ビジネスの成否に直結する時代です!

ますます高まる環境意識。エコへの取り組みがカギに

京都議定書から、洞爺湖での環境サミット、そして先ごろコペンハーゲンで開催されたCOP15へ。地球温暖化の悪化を背景に、環境への意識は世界的に高まるばかりです。環境問題はもはや、一企業、一個人まで巻き込んだ一大ムーブメントになりつつあると言えるでしょう。

最近では、環境関連の法規制の強化や、地域社会や取引先の企業から環境対策を具体的に要求されるケースも多くなっており、「環境経営の実践」が企業の社会的責任として強く求められています。しかし逆を言えば、「環境経営の実践」は競合優位性への直結を意味しているとも言えます。

実際、多くの企業が環境活動やエコ製品の開発に取り組んでおり、CMや各種広告でもさかんに宣伝されているのはご存知のとおり。例えば、同じ品質・価格であるなら環境問題に熱心な会社や第三者認証を受けている商品が選ばれる、といった傾向が今後も増加することでしょう。

「環境対策が大事なのは分かっているけれど・・・?」

しかしながら、「環境対策が大事なのは感じているけれど、具体的に何をしたらいいのかが分からない」という企業も多いのではないでしょうか?エアコンの設定温度を調整する、節電・PC省電力を推進する、ペーパーレス化や裏紙を使うといった、日常業務における細かい取り組みも大いに重要です。

しかし、サービスや製品開発など、もっと本業に直結した営利活動で環境に貢献できるものがあれば、それに越したことはありません。さらに、その活動が結果的に企業に利益をもたらし、組織の活性化や経営基盤の強化といった副産物まで得られるとしたらいかがでしょうか?それが、これからご紹介する「ISO14001」と「エコステージ」という2つの公的な規格です。

登録書

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